マッチングアプリでの出会い:9人目

マッチングアプリで9人目に会った人とのことを書いていきます。

 

出会い

年齢は35歳。

年齢的に僕の希望条件からは外れていますが、何の気無しにいいねを返してマッチングし、メッセージのやり取りを始めました。

いつもの流れで料理の話から食べ物の話へ、そしてカフェの話になったところで相手のほうから「良かったら一緒に行きましょう」と誘っていただきました。実際に会ってから本人に聞いたのですが、メッセージのやり取りより実際に会って話したいのだと言っていました。

マッチングアプリでやり取りしていたときもそうですが、何の前兆もなくたびたび連絡が途絶えることがありました。それはLINEに移行してからも変わらず、最長で5日ほどまったく返信が来ないこともありました。これも後から聞いたのですが、本当に仕事が忙しいのだと言っていました。

 

デート当日

8人目の女性と別れた後、駅前に戻り約束の時間まで待っていると、突然彼女からLINE通話が掛かってきました。彼女の声は年齢にそぐわないような可愛らしいものでした。電話でお互いの場所を伝え合い、無事落ち合うことができました。

長い髪をサイドだけ後ろでまとめた髪型で、唯一見える目はやや吊り上がっており、僕の好みの目元をしていました。僕は大きくてぱっちりした目よりも、小さかったり吊り上がっていたりする目のほうが好きなのです。

新宿はいたるところにカフェがあるので、特にどこへ行こうと決めていたわけではありませんでした。しかし彼女は事前にある程度調べてくれていたようで、彼女の先導でカフェへと向かうことになりました。

彼女が案内してくれたのはとある商業施設の奥のほうにあるカフェで、自分ひとりだったら絶対に来ないであろうところにありました。商業施設の中はおしゃれな人・物で溢れかえっており、ずっと居心地の悪さを感じていました。

8人目の女性とのデートでもそうだったのですが、このとき僕はとある事情によって非常に落ち込んでいました。相手の女性からしてみれば、僕は非常に無口な人間のように映っていたはずです。

普段の仕事が忙しい中、今日のデートのためにカフェを調べておいてくれたり、おそらく精一杯のおしゃれをして来てくれたんだと思います。デート中もなんとか盛り上げようといろいろな話題を振ってくれました。

相手の女性に悪いところは一切なかったのですが、いろいろな話をしているとどうやら僕とは少し価値観が合わなそうな感じがしました。例えば僕は自然が好きなので、いずれ東京を離れたいと思っています。彼女は東京にも自然はあると言っていましたが、それは井の頭公園のような整備された人工の自然であって、僕のイメージする自然とは異なります。

彼女の選んだとある商業施設の中にあるおしゃれなカフェも、正直言うと僕には居心地の悪い空間でしかありませんでした。カフェというよりは喫茶店、それも昔ながらの喫茶店が好きな僕とは根本的に合わないのだと感じていました。

しばらくすると店員が「ご予約の方がいらっしゃいますので...」と言ってきました。カフェに入る前に言われていたことなので「わかりました」と店を出ることにしました。

彼女とはそのまま駅で解散となりました。

 

振り返り

8人目の女性から続けて9人目の女性との連続デートは非常に疲れました。そうでなくてもとある事情により気分が沈んでいたこともあって、なおさら疲労がたまりました。

前回の8人目の女性も今回の9人目の女性も、なんとかデートを盛り上げようとしてくれていたような気がします。僕もそれなりに頑張ってはいましたが、やはり好みの女性とそうでない女性とではやる気の有無が違ってきてしまうのが正直なところです。

マッチングアプリ界隈の話を聞いていると、待ち合わせの時点で好みの容姿でないことがわかると会わずに帰るということもあるようです。それに比べたらまだマシではないでしょうか。

最近、まったく進展がない状態が続いていて精神的にかなり参っています...