彼女の素晴らしさを再認識した出来事

先日、とある病気に罹り一週間ほど入院していました。

その入院生活を通して現在付き合っている彼女の素晴らしさを再認識するとともに、今まで以上に二人の仲が深まったような気がします。

ある日のこと、朝起きると体調に少し違和感がありおかしいなとは思ったものの、気のせいだろうと思い普通に過ごしていました。

しかし時間が経つにつれ体調はどんどん悪化していき、一時は脂汗を流すほど体調不良に苦しむほどでした。

その日は体調が悪すぎて眠ることもままならず、仕事から帰ってきて疲れているはずの彼女に一晩中寄り添ってもらいながら夜を明かしました。

一睡もできないまま地獄のような苦しみに耐え続け、朝の9時頃になったところで彼女に手伝ってもらいながらGoアプリでタクシーを呼び病院へ行きました。

最初に向かった診療所での診察の結果、緊急手術する必要があるかもしれないとのことで、紹介状を書いてもらって今度は大病院に行きました。

大病院でさらに様々な検査機器を使って詳細に診察してもらった結果、重症のためすぐに治療を行いその後は緊急入院となることを告げられました。

治療を行いようやく落ち着いてきた頃、仕事に行っている彼女にLINEで簡単な病気の説明と緊急入院する必要があることを伝えました。

緊急入院のため着替えなどは持っていなかったため、彼女に電話で入院生活に必要な物を持ってきてほしいとお願いしました。

翌朝、仕事に行く前に彼女が荷物を持って病院まで来てくれました(ただし面会時間外のため直接会うことはできず)。

彼女の持ってきてくれた大きな鞄を開けると、一番上に便箋が入っており、中には彼女からの手紙が入っていました。

手紙には突然の入院で大変だと思うけど頑張ってというようなことが書いてありました。彼女の心遣いに心が震えました。

仕事終わりに入院生活に必要な物をまとめてくれ(しかも手紙までしたためてくれ)、翌朝すぐに届けてくれた彼女には感謝してもしきれません。

週末(土日とも)にはお見舞いにも来てくれました。

実はこの週末にお花見に行く計画を立てていたのですが、行くことができなくなり非常に残念に思っていました。そのことを彼女に伝えると、彼女は「また来年行こ!」と言ってくれました。

その後、彼女の支えもあって体調は順調に回復していき、緊急入院してから約一週間後、無事退院することができました。

退院した日の夜、彼女が退院祝いとしてケーキを買ってきてくれました。彼女はこういった細かい心配りを本当によくしてくれます。

緊急入院が決まってから遠方に住む両親にもそのことを伝えたのですが、身の回りのことは彼女にしてもらっているので心配はいらないとも伝えました。

もし僕が未だに独り身のままだったら、遠方に住む高齢の両親に多大な心配をかけさせてしまったことでしょう。

身の回りの世話をしてくれる彼女がいてくれたおかげで、両親にもいらぬ心配をかけずに済みました。

今回の緊急入院を経て彼女の素晴らしさを再認識するとともに、今まで以上に思いやりを持って彼女と生活をともにしていかなければならないと改めて思いました。

同棲始めました

ご無沙汰しております。

前回の更新からだいぶ期間が空いてしまいました。前回の記事が去年の9月7日なので、約半年ほど更新できてませんでした。

さて、タイトルにもある通り、ついに彼女と同棲を始めました。

実を言うと同棲の話自体は付き合い始めて3ヶ月くらいの頃には既にしていました。

とは言えその時点では彼女もそこまで本気で受け止めていなかったようで、軽く流されたり冗談っぽく返されたりしていました。

年末年始、彼女の家で一緒にテレビを見ているときに、あらかじめ目星をつけておいた物件情報を彼女に見せて、近々内見に行こうと誘いました。

同棲の話はときどき彼女の耳に入れていたのでまったく寝耳に水というわけではなく、そのときはすんなりと内見の日程が決まりました。

内見に行く日の前日になって、彼女からそれまでの流れを無視した次のようなLINEが届きました。

要約すると「明日の内見は行くが、同棲するかどうかは少し考えさせて欲しい」というもので、その理由として、この先の結婚、出産、育児という観点で見たときに不安に思っていることがあり、慎重にならざるを得ないということでした。

彼女の主張は尤もなものでしたが、かと言ってそれをすんなりと受け入れるつもりはなく、仕事終わりに直接会って話すか電話をしたいと返したところ、お互い仕事の終わる時間が遅いこともあり電話で話すことになりました。

彼女が抱えている不安は僕の努力次第で改善できる見込みのあるもので、僕は彼女に改善する努力は惜しまないこと、決して生半可な気持ちで同棲しようとしているわけではないことを誠心誠意伝えました。

彼女曰く「(同棲自体は)楽しみに思ってる」とのことで、不安がありつつも前向きに考えてはくれているようでした。

翌日、いくつかの物件を内見し、そのうちの一つに僕も彼女もとても気に入る物件がありました。

かなりよい条件の物件で、さらに引っ越しシーズンのため早く決断しないとすぐに埋まってしまいます。

そもそもまだ同棲するかどうかも曖昧な状態だと思っていたのですが、意を決して「ここにする?」と聞くと、彼女は「うん」と頷きました。

その日から同棲に向けた準備が始まりました。賃貸に関する手続きやライフラインに関する手続きなどはすべて男である僕が行いました。

それに加えて家具や家電の購入、自分の引っ越し準備、彼女の引っ越しの手伝いなどすべきことが盛り沢山すぎて、目まぐるしく日々が過ぎていきました。

彼女の引っ越し当日、彼女のご両親が新居に来られるということで、そのときに初めて顔合わせをしました。本来であれば事前にこちらが足を運んでご挨拶すべきかと思いますが、結果的にご足労いただくことになりました。

彼女のご両親はとても気さくな方々で、とても親しみ深い雰囲気でした。早く僕の両親にも彼女を紹介したいなと思いました。

今現在、同棲を開始してから数日が経過したところです。同棲を始めるまでも大変でしたが、それ以上に同棲を始めてからも大変だということを痛感しています。

これからもっと大変な日々が待っていることでしょう。ですが、ここまで来たら後はもう駆け抜けるのみです。

初めての修羅場

前回の記事で

そんなフラれ方をされないための関係構築ができていなかったこの方にも落ち度があったのではないかと思います。

(中略)

「嫌なことがあったらまず話し合おう」という一言を伝えておくだけでも意味はあると思います。僕は付き合い始めてすぐに伝えました。

などと偉そうに書いておきながら、修羅場を未然に防ぐことはできませんでした。

 

勃発

平日の仕事終わりに彼女から夕食を一緒に食べたいとお誘いがありました。彼女からお誘いが来ることはめったになかったので、連絡が来たときは本当に嬉しかったです。

彼女がLINEを送ってきて30分くらい経っていましたがすぐに了解と返しました。

しかし、よくよく調べてみるとどんなに急いで向かったとしても彼女と会えるのは21時くらいになりそうで、翌日のことも考えるとそんなに長い時間会えるわけではなさそうでした。

彼女に21時くらいになりそうだと伝えると、彼女は無理しないでと言ってくれました。

その言葉にほっとしたことは事実です。待ち合わせ場所まで行くのに1時間くらい掛かるし、帰りはタクシーを利用することを考えると往復で数千円、さらに夕食代を合わせると5,000円は掛かりそうでした。

それだけの対価を払って会えるのはせいぜい2時間程度。何でも損得で考えてしまうのは僕の悪い癖です。

結局、その日はお流れになってしまいました。

しかし、その後のやり取りで「会いたかった」「なんで来てくれなかったの?」「面倒だったんでしょ」と詰られることになりました。

雲行きが怪しくなっているのを感じた僕は「ちゃんと謝りたいから電話したい」と彼女に伝えました。しかしそれに対する返信が来ることはありませんでした。

翌日になって彼女から長文のLINEが来ました。要約すると「面倒だと言われたことが本当にショックだった。気持ちを整理したいのでしばらく連絡するのをやめる」という内容でした。

補足すると、数日前のデートのときに彼女が「あそこに行きたい!」と言ったことに対して僕が冗談で「めんどくさいなぁ」と言ったことをずっと気にしていたようでした。

僕は慌てて必死に弁明しましたが、それに対する返信はおろか既読がつくことすらありませんでした。

 

贖罪

彼女と出会ってからほぼ毎日続いていたLINEのやり取りがその日を境に途切れることになりました。

僕の心はぽっかり穴が空いたようでした。万が一別れることになったときのことを考えると仕事にも身が入りませんでした。

待てど暮らせど彼女から連絡はありませんでした。彼女の言葉を信じて気持ちの整理ができるまで待つのが正解だったのかもしれません。しかし、僕にはどうしてもそれができませんでした。

彼女から連絡が来なくなって一週間も経っていないある日の夜、僕は彼女にまたLINEを送りました。内容は前回とほぼ同じ。反省しているから謝らせてほしいと伝えました。

返事は翌日に来ました。未だ気持ちの整理がついていないらしく、彼女自身も今後どうしていくのか迷っているようでした。

返事をくれたということはまだ完全に冷められているわけではないと思いました。僕は居ても立っても居られず、彼女の最寄り駅に行くことを告げ、すぐに自宅を出ました。

彼女の仕事が何時に終わるかわかりませんでしたが、何時間でも待つつもりでした。とにかく会って直接謝りたいという気持ちが強かったです。

ちなみにこのとき彼女が好きなキャラクターのぬいぐるみを持っていきました。物で釣ろうとしていると思われたとしても、彼女に喜んでもらえるならそれでもいいと思っていました。

彼女から連絡が来ない間、何もしない時間というのが苦痛で、近所のゲームセンターに出かけて滅多にしないクレーンゲームをプレイしていました。

ちょうど彼女が好きだと言っていたキャラクターのぬいぐるみが景品であったので、まったく得意ではありませんでしたが頑張って取りました。

最寄り駅でしばらく待っていると彼女から「いつ仕事が終わるかわからないから急に来られても困る...」と連絡が来ました。もちろんそのことは承知の上で、何時まででも待つつもりでした。

そのことを伝えると「待たせると申し訳ないので今日は帰ってください...」とキツめに言われました。帰らないと本当に嫌いになる、とまで言われました。

結局会うことはできず徒労に終わりましたがまったく無駄な行動だったとは思ってません。直接謝りたいという気持ちを行動で示すことができ、彼女にもその気持は伝わったのではないかと思っています。

 

和解?

彼女の最寄り駅まで行った次の日から彼女とのLINEのやり取りが再開しました。初めはお互いぎこちない感じでしたが、話題が逸れていくにつれて元通りに戻っていきました。

もともと予定していたデートの日が数日後に迫ってきたので、恐る恐る次のデートについて尋ねました。すると彼女は何事もなかったかのように行き先の候補をいくつか教えてくれました。

何度かやり取りをして無事デートの行き先が決まりました。

デート当日、会ってすぐに謝りました。彼女にも意地があるのかまだ怒っているフリをしていましたが、デートに来てくれている時点でほぼ許してくれていたのではないかと思います。

カフェに入ってゆっくりしているときに、彼女が好きなキャラクターのぬいぐるみをプレゼントしました。彼女には何も言っていなかったのでサプライズプレゼントです。

「ありがとう!私の好きなキャラクターじゃないけど...」

どうやら彼女が好きなキャラクターは別にいるようでしたが、このキャラクターもかわいいということで気に入ってはくれたようでした。

ときどき袋から出してぎゅっと抱きしめている姿を見て癒やされました。デートが終わってからのLINEのやり取りで、ぬいぐるみはベッドの枕元に飾っておくねと教えてくれました。

遅かれ早かれ今回のような状況になることはある程度想定していました。まったく喧嘩もしないし険悪な仲になることもないことはありえないと思っています。

いつかは乗り越えないといけないイベントだと思っていたので、早めに経験することができてよかったとすら思えます。

「雨降って地固まる」という感じで、彼女との仲はより一層深まったような気がしています。デート後に彼女から「なんか無性に寂しい...」というLINEが送られてきたり...(惚気け)

今回はかなり焦りました...

恋人と別れる理由

だいぶ更新が空いてしまいました。

本題に入る前に簡単に近況報告。マッチングアプリで知り合って付き合うようになった女性との交際は続いています。今のところ大きな喧嘩もなく順調だと思います。

7月某日に僕が住んでいる地域で夏祭りと花火大会があり、彼女を呼んで一緒に夏を満喫しました。そこで初めてお家デートもしました。また別の日には彼女の家に行ってお泊りデートをしました。

実は、既に同棲や結婚の話もしています。このまま順調に進めば同棲は年内に始めることになりそうで、さらに順調に進めば来年のうちに結婚することになりそうです。

 

先日、YouTubeで以下の動画を見ました。

www.youtube.com

この方はマッチングアプリで知り合った女性と付き合うようになったそうなんですが、付き合って数ヶ月でフラれてしまったとのことです。

そのフラれ方というのが、突然LINEで一方的に別れを告げられた上に即ブロックされ話し合うことすらできなかったという、なかなかに悲惨なものだったそうです。

行為だけを見ると女性に非がありそうですが、そうせざるを得ない事情があったのかもしれないし、何よりそんなフラれ方をされないための関係構築ができていなかったこの方にも落ち度があったのではないかと思います。

「嫌なことがあったらまず話し合おう」という一言を伝えておくだけでも意味はあると思います。僕は付き合い始めてすぐに伝えました。どれだけ意味があるかはわかりませんが、伝えておくに越したことはないのではないかと思います。

女性に別れを決心させた原因についてですが、自身の言動や行動が重かったからではないかと述懐しています。相手の都合を考えずにしつこくコンタクトを取ろうとしてしまったと。

そうしてしまう気持ちは痛いほどよくわかります。僕も付き合う前や付き合い始めた当初は少しLINEの返信が遅いだけで物凄く不安になったりしていました。

LINEの返信が3日ほど来なかったときは我慢できずに2通目を送ってしまったこともありました(付き合う前の話です)。

もし返事を催促するような内容を送っていたり何通も連続で送っていたら、その時点で即ブロックされ音信不通になっていたことでしょう。

付き合い始めてしばらくしてからも「もしLINEが返ってこなくなったら...」ということばかり考えていました。誰がどう見ても病的なほど心配しすぎでしたが、返事を催促するようなことはしませんでした。

最近はもうまったく気にならなくなりました。もし返事がなかなか来なかったとしても催促することはないと思うし、そもそも付き合う前のように何日も返事が来ないということがありません。

良くも悪くも相手に執着しなくなりました。言い方は悪いですが、もし別れることになってもまた探せばいいか、くらいの気持ちでいます。

婚活を始めて以来、初めて訪れた心の安寧という感じです。これくらいの精神状態でいたほうが最終的に長続きするのではないかと思います。

お互いの熱量が釣り合っていないと、遅かれ早かれ別れという悲劇で幕を閉じることになるのです。

【公開】マッチングアプリのプロフィール全文

先日、マッチングアプリ『Pairs』を退会しました。もう使うことはないのでアプリも消しました。

せっかくなので僕がマッチングアプリで設定していたプロフィール文を残しておくことにします。これからマッチングアプリを始めようとしている人の参考になれば幸いです。

 

プロフィール全文

はじめまして!

真剣に結婚相手を見つけたくてはじめました。

 

【仕事】

都内でITエンジニアをしており、いろいろなWebシステムの開発を行っています。

新しいことに挑戦する毎日で大変ですが、やりがいがあり楽しく仕事をしています。

休みは暦通り(土日祝)で、事前に申請すれば平日に休みを取ることもできます。

 

【性格】

自他ともに認める真面目な性格です。

自然や動物が大好きです。自然のままに生きる動物を見ていると心が癒されます笑

 

【趣味】

・料理

ジャンル問わず自分が食べたいと思った料理を作ることが多いです。

プロフィール写真に今まで作った料理の一部を載せているので、気になった方は見てみてください!

 

・映画

面白いと評判の名作映画を家で観ることが多いです。

休日の昼下がり、コーヒー片手にまったりと映画を観る時間が好きです(^^)

 

【恋愛観】

お互いのことを認め合えるパートナーになれたら嬉しいです。

人混みや大勢で騒ぐのが苦手なので、落ち着いた場所で穏やかな時間を過ごせたらと思っています。

でもテーマパークは好きなので一緒に行きたいです笑

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

少しでも気になっていただけたら嬉しいです(^^)

 

ポイント

  • 長すぎず短すぎず。しかし、必要な情報は網羅しておく。
  • 恋愛観などで絶対に譲れないポイントはちゃんと書いておく。
  • 嘘は当然ダメだが、正直にすべてを書く必要もない。
    • ネガティブな情報は隠す or ポジティブな表現にする。
    • 明らかに女性受けの悪い趣味は書かない。ターゲットを絞るなら書いてもOK。ただし、基本的に門戸は広いほうが良き。
  • 会話のとっかかりであることを意識し、すべては書かない。例えば、趣味が料理であれば得意料理やよく作る料理はほぼ必ず聞かれる質問なので、あえてプロフィールには書かない。

これまでの軌跡

2022年

2022年10月10日 マッチングアプリ『Pairs』開始

2022年11月06日 1人目とのデート(1回目・三軒茶屋)

2022年11月13日 2人目とのデート(1回目・自由が丘)

2022年11月20日 3人目とのデート(1回目・渋谷)

2022年12月27日 4人目とのデート(1回目・有楽町)

2023年

2023年01月07日 5人目とのデート(1回目・新宿)

2023年01月21日 幻の6人目とのデート(1回目・新宿)

2023年02月04日 6人目とのデート(1回目・新宿)

2023年02月23日 7人目とのデート(1回目・吉祥寺)

2023年02月25日 8人目とのデート(1回目・新宿)

          9人目とのデート(1回目・新宿)

2023年03月05日 10人目とのデート(1回目・新宿)

2023年03月11日 11人目とのデート(1回目・新宿)

2023年03月12日 12人目とのデート(1回目・浅草)

2023年03月18日 13人目とのデート(1回目・新宿)

2023年03月26日 7人目とのデート(2回目・横浜)

2023年04月01日 14人目とのデート(1回目・立川)

2023年04月15日 12人目とのデート(2回目・新宿)

2023年04月22日 12人目とのデート(3回目・新宿)

2023年05月03日 7人目とのデート(3回目・日比谷)

2023年05月21日 7人目とのデート(4回目・新宿→新大久保)

2024年

2024年02月25日 同棲開始

7人目の女性との4回目デート

先日、7人目の女性と4回目デートに行ってきたので、そのことについて書きたいと思います。過去のデートについての記事も興味がある方はぜひご覧ください。

 

 

 

 

デート当日

待ち合わせ

デート前日の朝、彼女からLINEが来ていたのでお昼ごろに返しました。翌日はデートなので夜くらいには返ってくるかと思っていたのですが、結局寝る時間になっても返ってきませんでした。

翌朝、彼女に朝の挨拶を送ると、すぐに挨拶と返信していないことに対する謝罪が返ってきました。

彼女と出会ってからもう3ヶ月ほど経ちますが、最初の頃ほどモヤモヤすることはなくなりました。この段階になっていきなり未読無視からのフェードアウトはさすがにないだろうと思っています。

いい加減、彼女の返信ペースには慣れないといけないし、彼女のことを信用しないといけません。彼女が返信ペースについてとやかく言われることを嫌がる人であることは今までの付き合いから重々承知しています。

この日は運がいいことに曇天の中にも晴れ間が覗き、まずまずのデート日和となりました。街行く人たちの装いも半袖などに変わり、もう夏がすぐそこまで近づいていることを伺わせました。

待ち合わせ場所に現れた彼女の装いも軽やかになっており、長い黒髪をハーフアップにして結わえていました。

振り返れば彼女と初めて会ったのは2月下旬、まだまだ冬の寒さが残る肌寒い季節で、お互い厚手のコートを身に纏っていました。

彼女と会うことが増えるにつれ気温が高くなっていき、それに合わせて変化していく彼女の装いを見るのがいつしか楽しみになっていました。

 

街ブラ、そして

この日のデートは彼女がよく行くという街を案内してくれることになっていました。前回までのデートでは基本的に僕がすべて決めていました。映画チケットの購入やお店の予約なども当然僕がしていました。

今回は彼女が詳しい街をブラブラするだけのデートで、どこで何をするかは彼女に一任していたので正直気が楽でした。

今回も午後一に集合して夜遅くまで一緒にいました。街ブラしているときも、カフェや飲食店にいるときも、会話が途切れることはほとんどありませんでした。

振り返ると彼女と初めて会ったときも約8時間の長尺デートでした。それからもなんだかんだで毎回、8時間以上のデートを何度も重ねてきました。

それほど長い時間を一緒に過ごしてきたにもかかわらず、こんなにも会話が途切れないのは、2人の相性が相当いいのではないかと勝手に思っています。

晩御飯を食べ終え、お店を出ると時刻は21時を回っていました。実は前回、デートが長引きすぎて彼女が終電を逃してしまうというハプニングがありました。結果、彼女は夜遅くに2時間も歩いて自宅まで帰ったそうです。

まだ少し早い気もしましたが、今回はそろそろ解散しようということになりました。ただし、僕にはひとつやり残していることがありました。

前回のデートの最後、僕は彼女に告白をしました。そのときの彼女の返答は次のようなものでした。

「勝手かもしれないけど、お酒を飲んでいないときにもう一度言ってほしい」

僕は彼女の言う通り、今度はお酒を飲まずに改めて告白すると伝えました。そしてそのときは良い返事がもらえると嬉しいと言うと、彼女は静かに首を縦に振ったのでした。

駅に向かって歩いているときに、僕は彼女に手を繋ごうと言いました。彼女は口では恥ずかしいと言いつつも、本気で嫌がっているようには見えなかったので、彼女の手を強引に引き寄せ手を繋ぎました。

彼女の手は小さくすべすべしていて、そしてかなり冷たかったです。そのままJRの改札まで歩きました。彼女はJRではなく私鉄なので別の改札なのですが、僕を見送りたいとのことでJRの改札まで一緒に来てくれたのでした。

多くの人が行き交う改札の前で僕は言いました。

「好きなので付き合ってください」

「こちらこそよろしくお願いします」

かしこまって言う僕に合わせるかのように、彼女もまた一礼しながら答えてくれました。ずっと聞きたいと思っていた言葉を、一番言ってほしい人の口からようやく聞くことができました。

JRの改札は地下にあるので周囲は蒸し風呂のようになっていました。寒がりの彼女でさえ暑いと言っていましたが、結局その場で1時間近く立ち話をしていました。

そろそろ本当に彼女の終電が迫ってきたので、名残惜しいですが解散することになりました。

最後に彼女ともう一度手を繋いだ後、見送る彼女を背にしながら改札をくぐって帰りの電車に乗り込みました。

 

振り返り

約半年前の2022年10月頃に始めた婚活、ようやく一区切りがついたかなという感じです。言うまでもなく婚活とは結婚に向けた活動のことなので、僕はまだ達成できてはいません。

少なくとも婚約をするまではブログの更新を続けるつもりですが、更新頻度は今まで以上に悪くなると思われます。

これまでのように僕の活動内容をできるだけ仔細に書くというより、彼女と付き合っていく中で気づいたことや思ったこと、あるいは恋人から夫婦へのステップアップになるようなトピックがあればそれについて書くという感じになるかと思います。

最後に今後の目標ですが、最低でも現在付き合っている彼女と今年中に婚約することです。