7人目の女性との2回目デート

マッチングアプリで7人目に会った人と2回目のデートに行ってきました。1回目のデートについても記事にしているので気になる方はご覧いただければと思います。

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デート当日

待ち合わせ

デート当日の朝、彼女からLINEが来ていたので朝の挨拶とともに返信しました。デートは午後からだったのでゆっくりと準備を始めました。

出かける準備ができたのでLINEを見てみましたが、彼女から返信は来ていませんでした。そのまましばらく待っていたのですが、結局家を出る予定の時間になっても返信が来ることはありませんでした。

彼女も出かける準備をしているから返信する余裕がないんだ。そう言い聞かせながらも本当は不安で押し潰されそうでした。返信は来ていなかったものの、とりあえず家を出ることにしました。

電車では隣に座ったカップルが楽しそうにお喋りするのを絶望の淵から聞いていました。僕は今デートの待ち合わせ場所に向かってはいるが、そこに彼女は現れないかもしれない。もしかしたらとんぼ返りすることになるかもしれない。

そんなことを考えながら電車に揺られていると、ようやく彼女から返信が来ました。後から聞いたところによると、どうも前日に僕が返信しなかったからその仕返しにわざと返信を遅らせていたようです。

僕は深夜1〜2時頃に返信することが多いのですが、その日はたまたま早くに寝てしまっていたので返信ができませんでした。

夜遅くまで僕の返信を待ちながら寝落ちしてしまい、朝になってようやく返信が来たけど仕返しにわざと返信を遅らせてしまおう!と思ったかどうかはわかりませんが...笑

彼女とは改札を出たところで落ち合いました。LINE通話しながらお互いを探していると彼女と目が合い、嬉しそうに小走りでこちらに向かってくる彼女はとてもかわいかったです。

この日の彼女は(少なくとも僕の目には)とてもおしゃれな格好をしているように見えました。最初に女性を褒めるとしたらまさにこのタイミングなのですが、またもや褒めることを忘れていてできませんでした。

 

食事〜カフェ

さっそく事前に行こうと決めていた飲食店に向かったのですが、お店の前にはとんでもない長蛇の列ができていてとてもすぐには入れそうにありませんでした。1〜2時間は待つ必要がありそうでした。

付き合いたてのカップルがディズニーランドに行くと別れるという逸話があります。

ディズニーランドはどのアトラクションに乗るにも毎回並んで待つ必要があり、待つ時間が長いと沈黙が訪れるのは避けられません。また、棒立ちで待ち続けていると疲労とイライラが溜まっていき、普通の会話が言い合いのようになり、やがて喧嘩に発展し別れてしまうという話です。

この逸話と同じ状況になる可能性がありました。万が一にもそうなってはいけないので、さっさと別の場所に行くことを提案しました。元々この後行く予定だった観光施設の中にも飲食店があることは知っていたので、予定を繰り上げてそちらに行くことにしました。

移動中の電車ではこの1ヶ月間にあった出来事について話しました。この1ヶ月間はほぼ毎日LINEのやり取りをしており、だいたいの状況は聞かされて知っていましたが、改めて深堀りしたりして彼女の話を聞きました。

こちらからの質問と同じくらい向こうからも話を振ってくれました。前回のデートで僕が話したことをしっかりと覚えていてくれて、その後どうなったかを気にかけて聞いてきてくれたときは嬉しかったです。

お互いの昔はどんな感じだったかという話になり、僕がとあるバンドに憧れて髪型や服装を真似していたと言うと「意外すぎる...!」と驚かれました。

彼女は昔、一時期だけ髪の毛を染めていたことがあったが、周りからは不評だったのですぐにやめてしまったそうです。確かに彼女は今の黒髪ロングの髪型がとてもよく似合っていたので、僕は彼女にそのことを伝えました。

彼女は自分が高身長なことをコンプレックスに思っているようでした。高身長と言っても女性にしては高めというだけで、僕よりは10cm近く低いので全然気にならないことを伝えました。

彼女に好きな男性のタイプを聞くと某筋肉芸人が好きだと言ったので、僕が「じゃあ鍛えようかな...」と言うと彼女は「え、なんで?笑」と笑っていました。

昔付き合っていた人の中にLINEを何通も連続で送ってくる人がいたそうで、それが本当に嫌だったという話をされました。

実は僕も2回ほど追撃してしまったことがありそのことを謝ると、彼女はまるで気にしていなかった様子で、それどころか「あんまり送ってこないよね」とまで言われ、僕の返信ペースに少し不満を持っているようにも見えました。

しつこく連絡してくる男性を女性が鬱陶しく思うのは当たり前のことだし、返信が早すぎると女性はプレッシャーに感じるのではないかとも思っているので、わざと返信ペースを遅らせていたのが仇となりました。

デート当日の朝、彼女からの返信がなかなか来なかったことに不安を感じていたことを打ち明けると、彼女自身も前日の夜に僕から返信がないことにやきもきしていたことを教えてくれました。

彼女からは「気にしいなんだね」と言われてしまいました。この心配性な性格は一生直らない気がしていますが、たとえ不安に思っていたとしても、それを女性に悟られてはいけないことは肝に銘じておきます。

 

夜景

カフェでお喋りしているといつの間にか外は真っ暗になっていました。暗くてよく見えませんでしたが、朝から降っていた雨も止んでいるようでした。

僕は彼女に「夜景を見に行こう」と言いました。今いる観光施設は展望台から見る夜景が有名なところで、デートにこの観光施設を選んだのはまさしく彼女と夜景を見るためでした。

入場券を買って高速エレベーターで展望台まで登ると、眼下にはきらびやかな夜景が地平線の彼方まで広がっていました。雨が降っていたらここまで綺麗な景色は見られなかったでしょう。小さな幸運に感謝しました。

彼女が小腹が空いたと言うので軽食を買い、二人がけのソファーに並んで座って夜景を見ることにしました。夜景を見ながらまた他愛のない話をしました。

気づいたら僕はこんな話をしていました。

「今見てる景色にはたくさんの人がいて、それぞれに意識があり自分たちと同じようにそれぞれの人生を歩んでいる。それは地平線の彼方までずっと続いていて、そのまま海を超えるとさらに多くの人々がそれぞれの人生を歩んでいる」

彼女は僕の言葉に耳を傾けていました。

「子どもの頃、家族で出かけた帰りの車の中で、車窓から見える知らない街の知らない家々から漏れる明かりを見たとき、初めて自分以外の人の人生について思いを馳せた。その瞬間、なぜかゾワゾワしたんだよね」

僕は最初からかっこつけるつもりで話し始めたわけではなく、ただ夜景を見ていて思ったことをつらつらと語っただけでした。こうして文章にしてみると随分とキザなことを話してしまいました(文章なのである程度脚色してます)。

このとき彼女はもしかしたら告白されるのではないかと思っていたのかもしれません。ドキドキして待っていたものの結局告白はされず、しかも『ゾワゾワした』などという意味不明なオチで話が終わってしまったのでポカーンとしたことでしょう。

彼女は最後に一言ぼそりと呟きました。

「...最後までかっこつけてほしかったな...」

 

別れ

係員の人がやってきて展望台の営業時間が終了することを告げました。僕たちは展望台に残った最後の一組として高速エレベーターに乗り込みました。

駅へと向かう帰り道、タイミング的にも手を繋ぐ絶好のチャンスだったにもかかわらず、またもや僕はそのことをすっかり忘れていました。

彼女と別れた後、今回もすぐにLINEを送ってきてくれるかなと期待して待っていたのですが、今回はすぐには送ってきてくれませんでした。前回は別れて数分後に送ってきてくれたので少しさびしい気持ちになりました。

最寄り駅に着き改札を出たところで彼女がLINEを送ってきてくれました。今回は少し遅かったものの、彼女のほうから送ってきてくれたことは本当に嬉しかったです。

 

振り返り

今回は終わってみればとても楽しいデートになって本当によかったです。初めは会えるかどうかすら半信半疑に思っていたことが嘘のようです。

デートの終わりに彼女も楽しかったと言ってくれました。ただ、僕としてはいくつか反省点があると思っています。

まず、会ってすぐに髪型や服装を褒められなかったこと。彼女は前回被っていなかった帽子を被っていたり、おしゃれをしてきてくれたんだということは気づいたのですが、それを口に出して褒めるということはできませんでした。

夜景を見ているときは非常にいい雰囲気だったのですが、それを自ら台無しにしてしまうようなことを言ってしまったり、帰り道で手が繋げなかったことも反省点です。

カフェでのお喋り中に沈黙が訪れたことがあり、そのとき彼女に「眠くなってきたかも...」と言われてしまいました。これは言い換えると退屈しているということだと思います。

そのとき僕は考え事をしていて、会話をすることすら忘れてしまっていました。考え事をするならトイレに行くなどして時間を確保してからすべきでした。

僕が彼女のことをかなり気になっているということを口に出してアピールできたことは良かったと思います。彼女も満更でもない様子だったように思います。

彼女のほうからも僕に好きな女性のタイプや昔付き合っていた人のことを聞いてきてくれたので、彼女も僕のことを気になってくれていると嬉しいのですが...

彼女とはデート後もLINEのやり取りを続けています。さっそく次はどこに行こうかという話もしています。

もし次のデートに繋げることができたら、次はいよいよ告白することになりそうです。