マッチングアプリでの出会い:4人目

マッチングアプリで4人目に会った人とのことを書いていきます。

 

女性のプロフィール

年齢は28歳、千葉在住。

プロフィール写真を見る限り涼し気な顔立ちで、美人という雰囲気の中にも可愛らしさがある女性という印象でした。着物が似合いそうな落ち着いた雰囲気をしていて、けばけばしいのが苦手な僕好みの見た目をしていました。

東京駅近辺の会社に勤めており、彼女の外見も相まって、いわゆる「丸の内OL」のような気品溢れる雰囲気を漂わせていました(東京駅近辺というだけで丸の内エリアかは不明)。

どちらかというと素朴な雰囲気の女性のほうが好みなんですが、僕が彼女に抱いた気品溢れる雰囲気というのは、外見や勤め先といった情報、メッセージのやり取りを通して感じた印象に過ぎません。

好みの外見ではあったしメッセージのやり取りもそれなりに楽しかったので、直接会って話してみたいと思いました。それまでの会話の流れを無視して、いきなり「一度会って話してみたいのですがどうでしょうか?」とお誘いしました。

すると二つ返事で「ぜひぜひ」と快諾してもらいました。この時点でマッチングしてから1ヶ月近く経っていました。長い間メッセージのやり取りだけを続けてくれた女性には感謝しかありません。

彼女もメッセージのやり取り自体は長いと感じていたようなのですが、「こういう男性もいるんだな」くらいに思っていたそうです。そう思いながら辛抱強く付き合ってくれていたということは、相手に合わせられる柔軟さを持つ人なんだと思います。

実際、結婚相手を見定めるときにこういった性質を持っているかどうかは重要なんだと思います。相手の立場に立って考えられない人と結婚するのは難しいなと思います。

彼女の希望により平日の仕事終わりに東京駅近辺でディナーをすることになりました。事前に東京駅近辺の適当なお店を予約しておきました。

 

デート当日

待ち合わせ場所で初めて会った彼女は、プロフィール写真通りの可愛らしい女性でした。これまで僕が会ってきた女性にも言えることですが、みんなプロフィール写真通りの外見で、いわゆる「写真詐欺」には一度も遭ったことがありません。これは単に僕の運がいいだけなんでしょうか...?

挨拶もそこそこに予約しているお店にエスコートしました。道すがら軽く世間話をしたのですが、あまり自分からは話さない人なのかと少し思いました。会ってからまだ数分しか経っていなかったので緊張していたのかもしれません。

実は東京駅近辺を歩くのはこのときが初めてだったのですが、街全体に渋谷や新宿東口とは異なるおしゃれな雰囲気が漂っていてずっと居心地の悪さを感じていました。

予約したお店もおしゃれなイタリアンで、柄にもなくコース料理を予約していました。予約の時点で気乗りはしていませんでしたが、これも社会経験だと思って今回は僕なりに頑張ってみました。

さて、今回のデートでは過去の反省を踏まえていろいろと挑戦する気でいました(前回記事参照)。事前に予習してしっかりと頭に入れておきました。

テーブルに着いてさっそくこう切り出しました。

「結構長くメッセージのやり取りしていた割にずっとお互い敬語ですよね。よかったらこれからタメ口にしてみませんか?」

僕の勘違いかもしれませんが、女性の表情が和らいだような気がしました。相手からしたら「タメ口で話したい」と言われることは「自分と親密になりたい」と言われることと同義だと捉えることができ、好意的に受け取ってもらえたのかもしれません。

とはいえ、いきなりタメ口で話し始めるのも難しくお互いまごついていると、彼女が「あだ名で呼び合いましょう」と提案してくれました。

まず、お互い親しい人からどう呼ばれているかを教え合い、これからはそう呼び合うように決めました。実際にはお互いの名前を口にすることはほとんどなかったのですが、このことをきっかけにして徐々に自然とタメ口に移行していきました。

会うまでに1ヶ月近くもメッセージのやり取りをしていたのでデート中の会話はそれほど困りませんでした。お店へ向かっている間の軽い世間話をしている中で、彼女は自分からはあまり喋り始めない人という印象を持っていましたが、慣れてくると段々と自分からも話し始めてくれるようになりました。やはり最初は緊張していたのではないかと思います。

段々と打ち解けてきたなと思ったタイミングで、実際に結婚したときの価値観なんかも掘り下げてみることにしました。ちなみに過去に付き合っていた人のことを聞こうとしたら微妙な反応をされたので即座に打ち切って話題転換しました。無理は禁物。

コース料理のメインディッシュが運ばれてきたあたりで次のデートに繋げるための会話に移行しました。

「デートでどこに行ってみたいとか何をしたいとかある?」

「うーん、美味しい海鮮が食べたい!」

「じゃあ美味しい海鮮のお店探すから今度行こ」

「うん、行こ行こ!」

こんな感じで次のデートに繋げることに成功しました。もちろん具体的な日にちも決めました。次の約束はデート中に取り付けてしまうのが楽でいいと思いました。

ただ、2回目のデートを約束しておきながら前日にドタキャンされたこともあるので、当日を迎えてみないことにはなんとも言えません。お店の予約はギリギリまで様子を見てからするつもりです。

最後のデザートを食べ終わるとぴったり2時間経っていました。少しならそのまま話し続けることもできそうでしたが、すぐに「そろそろ出ようか」と促しました。少し名残惜しいくらいがちょうどいいのだと知っています。

彼女が財布を出しながら「いくら?」と聞いてきたので僕が全額払うことを伝えました。すると申し訳なさそうにしながらも「ありがとう」と言ってきました。奢られる女性の立場をも考えて奢ることが大切だと知っています。

財布を出して払う意志を示すこと、奢る男性の気持ちを尊重して引き下がること、素直に感謝の気持ちを伝えること。奢られる女性の態度としては100点だと思いました。

帰り際、彼女がスマホをおもむろに取り出してLINE交換をねだってきました。この後、僕のほうから切り出すつもりでいましたが、まさか彼女のほうから言ってくるとは思っていませんでした。素直に嬉しかったです。

お店を出ると、今度は一礼しながら「ごちそうさまでした」と言ってくれました。この後、駅で別れる際、別れた後のLINEの計4回もお礼を言われました。確かに安い料理ではありませんでしたが、これほどまでに感謝されればご馳走してよかったという気持ちにもなります。

駅で別れた後、すぐにLINEは送りません。家に帰ってゆっくりした後、そろそろ寝ようとなった時点で向こうから来ていなければこちらから送るつもりでした。

そして実際その通りになり、深夜12時半頃にLINEを開いて文章を書き、いざ送信しようとしたその瞬間に向こうからLINEが来ました。なんという偶然だと思いました。

彼女からしたらLINEを送った瞬間に既読がつけられたように見えたのではないかと。僕がずっとトーク画面を開いていたのかと思われていないか少し心配です。ただの偶然なので考えても仕方ない!

 

振り返り

今回は前回までの反省を踏まえ、自分なりに悪かったところや改善できるところを考えに考え、できるだけ二の鉄は踏まないように頑張ってみたつもりです。

結果、お互い楽しいデートができ、次の約束も取り付け、相手からLINE交換をねだられ、デート後のLINEも相手から送ってきてくれました。結果だけ見れば大成功なのではないかと思っています。

今回の女性と最後までいくかどうかは現時点ではわかりませんが、この経験は自分にとって大きな自信へと繋がったことは間違いありません。仮に残念な結果に終わったとしても、少なくとも初回デートでここまでの好印象を与えられたという事実は今後の糧になるでしょう。

2回目のデートは年明けを予定しています。果たして無事当日を迎えられるのか、次のデートもうまくいくのか、今から不安で仕方ありません。どうか暖かく見守っていただければと思います。

 

P.S.

実は現時点で他に3人の女性と会うことを約束しており、うまくいけば年明けに会えるかもしれません。

正直言うと、この3人は条件的に最後までいくのは難しいと思っています。しかし、3人とも1ヶ月近く(中にはそれ以上)メッセージのやり取りを続けてくれている人たちです。「(誘ってもらえて)嬉しいです」というようなことも言ってくれました。

もしこの人たちと会えたらまた記事にするつもりです。