マッチングアプリでの出会い:12人目

マッチングアプリで12人目に会った人とのことを書いていきます。

 

出会い

年齢は28歳。もらったいいね数が300を超えていましたがなんとなくいいねを送ったらマッチングしました。

彼女のプロフィールに「レトロな喫茶店が好き」と書いてあったのでおすすめのお店を聞き、良かったら一緒に行こうと誘ったところOKをもらいました。マッチングしてから3日ほどしか経っていなく、まさかOKをもらえるとは思っていませんでした。

会うことが決まったのでLINE交換を提案しましたが断られてしまいました。まだアプリを始めて間もないのでLINE交換するのは不安、会ってから交換しましょうと言われました。

会う約束を取り付けてからは料理の話などをして繋ぎました。料理の話は食いつきが非常に良く、もっと料理の写真が見たいと言われたので会ったときに見せると言ってデート当日を迎えました。

 

デート当日

待ち合わせ場所である喫茶店の店先で待っていると、時間通りに現れた彼女に声をかけてもらい落ち合うことができました。

彼女のプロフィールには本人が写っている写真が何枚か載せてありましたが、いずれもマスクをつけている写真だったので素顔は実際に会うまでわかりませんでした。初めて彼女の素顔を見た感想は、万人受けはしないかもしれないが僕好みの可愛らしい顔立ちをしていると思いました。

彼女はかなりの童顔で、話すときにする身振り手振りが子どもっぽいのも相まって、守ってあげたくなるような愛嬌がありました。

彼女はマッチングアプリを始めて間もないらしく、マッチングアプリで知り合った男性と会うのは僕が初めてとのことでした。マッチングして3日ほどしか経ってない状況で会おうと誘われたときはさすがに戸惑ったようですが、マッチングアプリはこういうものなんだと納得して会うことを決めてくれたようでした。

いくらマッチングアプリとはいえマッチングして3日ほどしか経ってない状況で会おうと誘うのは、ほとんどの場合ヤリモクだと思われてフェードアウトされる可能性が高いので悪手です。今回は単に運が良かっただけでしょう。

彼女は非常によく喋る人でした。一見すると大人しそうな見た目をしているのに、息をつく暇もないほど矢継ぎ早に喋り続けるので少し面食らいました。趣味もアクティブなものばかりで、見た目とのギャップに少なからず驚きました。

彼女は好みの外見ではありましたが性格的には合わないだろうなと思いました。このとき僕は彼女を次のデートに誘うかどうか悩んでいました。

茶店を出てこれからどうするか聞くと、近くに有名な観光名所があるとのことだったので行ってみることにしました。彼女にこの後の予定を聞くと、特にないとのことで、何時になっても大丈夫だと言われました。僕のことを信用してそう言ってくれたのならいいのですが、何でも素直に言ってしまう性格なのだとしたら少し危ういなと思いました。

休日の観光名所はそれはもう人でごった返していました。人混みが苦手な僕はその場所に来たことを早くも後悔しました。人の多いところでは会話をするのもままならなく、早々に退散したい気持ちでいっぱいでした。

人混みが苦手だからと観光名所を早々に退散し、適当な喫茶店に入りました。僕は彼女に気になっている別の女性のことを話しました。LINEのやり取りも見せました。これまで相談してきた人たちと同じく、彼女もまた「脈はありそうだが今はまだ気になっている程度」という感想でした。

また、気になることも言われました。それは、相手の女性も僕とのLINEのやり取りを周囲の人に見せているだろうと。相手の女性も僕が脈ありかどうかを知りたくて人に相談しているということなのでしょうか...

そんな感じでいろいろと話していたら外はすっかり暗くなっていました。なんとなくそのまま晩ごはんも食べていくことになりました。

このときになるとお互いかなり打ち解けてきており、冗談なんかも言い合う仲にまでなっていました。話の流れでお互いの印象を正直に言い合おうということになりました。

僕は彼女にかなり好みの外見をしていると伝えました。彼女は眼鏡を掛けており、それがとてもよく似合っていました。話すときにする可愛らしい身振り手振りが男心をくすぐるとも。

ただ、僕はどちらかと言うと物静かな女性が好みで、ずっと話ばかりをされるのは少し疲れるかもしれないとも伝えました。

彼女は僕の顔がかなりタイプだと言ってくれました。顔面偏差値は中の上とのことでした。「それより上は芸能人レベル、一般人の中ではかなり上位だと思うから自信持って!」と言われました...笑

実年齢にしては肌が綺麗で、28歳の自分と同じかそれ以下でも通じるとも言ってもらえました。肌に関してはそれほど自信がなかったので素直に嬉しかったです。

最初に入った喫茶店ではほとんど彼女が喋っていたのですが、彼女は僕にももっと喋って欲しいと考えていたようです。今くらいの会話のキャッチボールが最初からできていたら好きになっていたかもしれないと言われました。

気づけば夜の10時を過ぎていたので解散することにしました。駅へ向かっている途中、彼女がつぶやくように言いました。

「初めて会ったのが○○さんで良かった。次に会う人のハードル上がっちゃった笑」

最寄り駅に着いてスマホを見ると彼女からLINEが来ていました。それに返信すると今度は「おやすみ」のスタンプが来ました。それには反応せず今に至ります。

 

振り返り

彼女は可愛く素直で明るい子なのですぐに相手が見つかるでしょう。ただ、素直すぎて悪い男に騙されないかが心配です。彼女に対しては恋人というより年の離れた妹に対する庇護欲のようなものを感じます。

彼女からLINEで「私なんかで良くてお話しすることがあればなんでも聞きます笑」と言ってもらいました。「お話しすること」というのは恋愛関係のことでしょう。こういった相談ができる女友達が昔からほしいと思っていました。

彼女にいい男性が見つかりうまくいくことを陰ながら願っています。